【山口県・防府市】周防国分寺のご朱印~文化財の仏像がズラリと並んで圧巻!

おはようございます!

九州・沖縄・山口の神社やお寺を巡り、ご朱印をレポートする「ご朱印さんぽ道」。

今回は、山口県防府市にある「周防国分寺」さんのご紹介と、ご朱印をレポートします。

(2016年の記事を修正加筆しています)。

さて、前回の「防府天満宮」からのルートで、「周防国分寺(すおうこくぶんじ)」さんへやってまいりました。

この周防国分寺や防府天満宮があるエリアは、歴史ある神社仏閣がとっても多いです。

街も小京都みたいな雰囲気があるので、神社仏閣好きや古いもの、日本的なものが好きな人にはたまらないエリアだと思いますよ~

この周防国分寺さんへは、JR山陽本線防府駅から「阿弥陀寺」行きのバスに乗って、「国分寺」バス停で下車してから、徒歩約5分となっています。私はこのエリアの神社仏閣をじっくり巡りたかったので、駅の観光案内所でレンタサイクルを借りました。

奈良時代の由緒ある寺院に、いざお参りを

お寺に辿り着くと、まず出迎えるのがこの立派な仁王門!

これだけでも由緒あるお寺であることが分かりますね。

周防国分寺は防府市の中でもかなり古い歴史があって、とっても有名なお寺さんです。

創建は741年。

聖武天皇の勅願によって全国に68ヶ寺建立された官立の寺院の一つで、当時流行っていた疫病や戦乱から国と人々を守るために建てられました。

周防国分寺の正式名称は、「金光明四天王護国之寺」だそうです。

宗派は高野山真言宗。

歴史的な価値などから、境内は国の史跡に指定されています。

立派な「仁王門」も県指定の文化財

歴史も由緒もある周防国分寺さん。

その入口となる仁王門もかなり価値が高いです。

現在の仁王門は1596年に毛利輝元が再建したもので、県の文化財に指定されています。

3.5mにもなる室町時代の仁王像を安置してありました。

仁王門をくぐる際に近くで見てみると、幾重にも木が組み上げられていて素晴らしい造りですね。

1200年前と同じ位置に立つ貴重な金堂

仁王門をくぐると、正面の金堂までの間が広い空間になっています。

ちょうど訪れた時は火渡りの法要があっていたようで、地面が黒く焦げていましたよ。

この立派な金堂は、奈良時代の創建時と同じ位置に立っていて、それは全国的にも珍しいことなのだとか。

かつては現在よりも大きな規模のお寺だったそうですが、現在は仁王門、金堂、聖天堂、二の門、持仏堂、庫裡、長屋、土蔵を残しているそうです。現在の金堂は1779年に毛利重就によって再建されたもので、重要文化財に指定さています。

絶対に見る価値あり!金堂におわす文化財の仏像群

この金堂は、拝観料(大人500円・中学生以下300円)を納めると内部に入って参拝することができます。

しかも詳しい説明もしていただけるので、ありがたいですね!

私も入ってみましたが、大きな仏さまたちにズラリと囲まれて迫力満点!

内部には50体あまりの仏像があるのだとか!

明るいグリーンに金色の模様が施された壁と、仏さまのお姿のコントラストが美しいです。

ずっと眺めていても飽きない、特別な空間でした。

写真を撮れなかったので、お寺のホームページで仏像のビジュアルを見てみてくださいね。

http://www.suoukokubunji.jp/sight.html

そしてこの金堂内にお祀りされている仏像の多くが、重要文化財に指定されています。

周防国分寺のご本尊は“お薬師さん”こと薬師如来さま。

お寺の創建当初は釈迦如来がご本尊でしたが、国家鎮護と人々の慶福を祈願するために、早い時期から薬師如来に変わっているそうです。

お薬師さんといえば、現世で病苦の苦しみを救ってくださる仏さまとして人気ですよね。

この金堂にお祀りされている美しい金色の「薬師如来坐像」は、室町時代の作と伝わり、重要文化財に指定されています。

座高は218cmあり、室町時代の仏像としてはかなり珍しい大型なのだとか。

薬師如来像が手に持つ薬壺の中には、なんと本当にお薬になる、五穀や菖蒲根、朝鮮人参など17種類の素材が入っているそうですよ!

そして薬師如来像の横には、平安時代初期の作と伝わる日光菩薩、月光菩薩(ともに重要文化財)がお祀りされています。

薬師如来と日光・月光菩薩はいつも一緒にお祀りされていることが多く、普通は薬師如来を中心に左右にお祀りされ、その形状は左右対称になっているのが一般的だそうです。

でもこの国分寺では、両脇の日光・月光菩薩が同じ形状(2体とも左手を挙げているなど)で珍しいそう。

日光菩薩が180cm、月光菩薩が179cmで背の高い男性くらいのサイズ。

優美な曲線と柔和なお顔でとても美しいですね。

さらには、藤原時代初期の四天王像(重要文化財)もお祀りされています。

四天王は、聖なる山・弥勒山の四方にいる天王。

悪いものから仏法を守るだけあって、筋肉隆々なたくましい体つき、甲冑で身を固め、いかにも強そうなお顔立ちをされています。

周防国分寺の正式名称は「金光明四天王護国之寺」ですが、まさにこの四天王が大きな存在感を放っていますね。

国を守る、人々を守るという点で、四天王の強さが重視されたんでしょうね。

ちなみに四天王は、持国天、増長天、広目天、多聞天を指し、ここに祀られている像はどれも2mを超える大きな仏像です。

他にも阿弥陀如来立像、十二神将像、十一面観音像、愛染明王像など素晴らしい仏像が多くあるので、是非くまなく観てお参りされてくださいね。

私は個人的に、金堂に入って左手にいらっしゃる「延命普賢菩薩」さまが好きでした。

白くて美しいんですよ~

「聖天堂」で厄除けと縁結びのパワーをいただく

さて金堂を出たら、少し裏手にある聖天堂へ参拝を。

この聖天堂は、1702年に毛利吉広が建立し、平成19年に再建立されました。

お祀りされている聖天さまは、もともと障碍(トラブルや妨げ、破壊)を司る悪い神さまでしたが、十一面観音菩薩によって善神となり、そこから障碍を除いて財運と福運をもたらす神さまとして信仰されているそうです。

さらには夫婦和合や良縁など“ご縁結び”も応援してくださるそう。 親しみやすい雰囲気がいいですね。

長い年月を生き延びたご神木からパワーをいただく

他にも国分寺の境内には興味深いものが沢山ありました。

まず、大きな木がとっても多いんですよね~
樹齢が1000年近いものもあって見ごたえがあります。

歴史が古い木やサイズが大きな木からは、不思議な生命力を感じますよね。

あやかりたいものです。

お釈迦さまの“足”を模った珍しい石

また境内を歩いていると、お釈迦さまの足を表した「仏足石」がありました。

お釈迦さまが入滅されて500年後、紀元後1世紀ごろから北インドでつくられ始めたという仏足石。

日本でもつくられましたが、それでも全国でも100くらいしかないそうです。

貴重な一つにここで出会えました。

ご本尊の薬師如来さまを思い出せるご朱印

境内を見回った後には、ご朱印をいただきました。

ご本尊であるお薬師さんのシンボル「薬壺」の印が素敵ですね!

そんなわけで、素晴らしい仏像や建造物を満喫できる周防国分寺さん。

ここは本当におすすめなので、是非お参りされてみてくださいね。

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《周防国分寺と周辺情報》

周防国分寺

◆住所/山口県防府国分寺町2-67

◆参拝時間/金堂拝観9:00~16:00

休館日は月曜日(月曜日が祝日の場合はその翌日)

◆アクセス/GoogleMAP

34°03'45.2"N 131°34'46.0"E · 〒7...

◆参考サイト/

http://www.suoukokubunji.jp/

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