おはようございます!
九州・沖縄・山口の神社やお寺を巡り、ご朱印をレポートする「ご朱印さんぽ道」。
今回は、佐賀県唐津市にある「宝満神社」さんのご紹介と、ご朱印をレポートします。(2017年の記事を修正加筆しています)。
前回紹介した高島の「宝当神社」とともに、唐津市の2大金運スポットともいえるのが、「宝満神社」さん。
「宝」が「満ちる」という名前からして、豊かさが感じられますね~~
実際に宝くじ当選祈願の人気スポットとして、参拝者の方が訪れています。
宝満神社さんは、唐津市街地から少し離れた、山手の方にあります。
車で行く場合は、西九州自動車道の唐津ICで降りて、およそ10分。
公共交通機関であれば、JRの東唐津駅からバスに乗り、「宝満神社前」バス停で下車して、徒歩1分ほどで着きます。
神社の周りは田畑が広がる、のどか~~な場所。
バスの本数が少ないので、バスで行く人は帰りの時間に注意してくださいね!

ギラギラしてない穏やかな雰囲気の金運スポット
高島の宝当神社さんが賑やかな雰囲気だったのに比べて、こちらの宝満神社さんは、とっても穏やかでのどかな神社です。
偶然居合わせた地域の方ともお話しましたが、金運のギラギラした感じというよりも、温かい雰囲気で和みました。
神社の前には大きな広場があり、その一角に石段の参道が見えます。

石段の参道の手前には、竹でつくられた柱が立てられていました。
そこには
◆宝満神社
◆宮地嶽神社
◆住吉大明神
と3社の名前が書かれています。
地元の方に伺うと、
「1度に3社の神社にお参りできるのよ」
とのこと。
ありがたいスポットですね!

1度に3社をお参りできるから、鳥居も3本!
参道を進んでいくと、その手前の鳥居の扁額には、「寶満宮(ほうまんぐう)」と書かれています。
「寶」は「宝」の難しい表記の漢字ですね。
他の地域でも時々見かけることがある宝満神社は、よく「宝満宮」とも称されます。
こちらの宝満神社さんも同じですね。

さらに参道を進むと、「宮地嶽神社」と扁額に書かれた鳥居が。
宮地嶽神社といえば、福岡県福津市にある宮地嶽神社を思い浮かべます。
応神天皇や仲哀天皇、神功皇后といった「八幡神」をお祀りしたお宮ですね。


そうして参道の奥まで進むと、「住吉大明神」と書かれた扁額の鳥居がありました。
この鳥居は背が低くて、手が届きそうな感じです。
住吉大明神といえば、大阪府大阪市にある全国の総本社「住吉大社」を思い浮かべます。
この唐津の神社でも、海の神、航海安全の神さまである「住吉三神」をお祀りしてあるのでしょうか。

金運が有名だけど、実は安産・子育てのご利益も
こちらが宝満神社さんのご社殿です。
昔から地域にあるお宮のような、親しみやすい雰囲気がいいですね。
宝満神社の創建は、鳥居の年号によると江戸時代の1720年。
別名「産神宝満神社」と呼ばれることもあるそうで、妊婦さんや小さなお子さんの守り神でもあるそうです。
ご本殿には、イザナギノミコト、イザナミノミコトの2柱をお祀りしてあります。
この2柱の神々は夫婦神なので、安産や子育てのご利益がいただけるというのも納得ですね。

ご社殿の横には、「宝満」という印が入った絵馬が沢山並んでいました。
参拝に来られる方たちは、宝くじ当選祈願、金運アップ、そして安産や子育ての願掛けで絵馬を書き、想いを込めて掛けられるようです。
ちなみにこちらの神社には、宮司さんは常駐していないので、神職さんによる当選祈願は行っていないそうです。
参拝者各自でしっかり神さまにお願いしておきましょう。

可愛い狛犬や、金運スポットを拝む遥拝所も
ご社殿にお参りをしたら、その周りも見回ってみましょう。
こじんまりとした高台のスペースですが、興味深いものもありますよ。
まず目に留まるのが、ご社殿の近くにおられる狛犬さん。
目玉もボディも丸くて可愛いですね~
頭のカタチが撫でられ待ちのような気がするのは、私だけでしょうか(笑)。

そしてこちらは、石灯篭の上にいる狛犬さん。
小さいながら、凛々しい顔立ちです。
石の建造物の上にいる姿が、ちょっと沖縄のシーサーみたいな感じもします。

さらにこんな石像も!
マキを背負って本を読むその姿は、二宮金次郎の像ではないですか?
「勤勉・勤労こそ、金運のベースになる」というメッセージとして受け取りましたよ。

また境内からは、もう一つの唐津2大金運スポット「宝当神社」がある高島が眺められます。
取材した日は薄曇りだったので見えにくかったですが、晴れた日は高島が見えるんでしょうね。
ちなみに同じ唐津市内とはいえ、宝当神社と宝満神社はちょっと離れています。
1日で2社詣でをするなら計画的にいきたいところです。
特に宝当神社は海を渡るので、船の時間をチェックしてスケジュールを立てましょう。
もし宝当神社にお参りしない場合は、この宝満神社の境内にある遥拝所からお参りしましょうね。

ご朱印の他にも、金運グッズや特産品もあり
さて、宝満神社さんのご朱印ですが、ここには社務所がなく、神職さんが常駐されていません。
神社の石段の参道を降りたところに小さな建物があり、その窓に神社のお世話人をされている方の携帯番号が載っている紙が貼られているので、まずは連絡を入れてみてください。
私の場合はすぐに来ていただき、無事にご朱印をいただけました!
ご朱印には、大きな門松や参道の石段が描かれた印が押されていましたよ。

ちなみに建物の中では、金運グッズや地域でつくられる「宝満ごぼう茶」も販売されていました。
宝満神社さんでは、毎年11月末~2月頭頃まで高さ15.5メートルのジャンボ門松が立てられます。
このジャンボ門松がとっても有名で、年末年始は多くの参拝者が訪れるそうです。
また4月上旬にはさくら祭が開催されるとのこと。
金運UPの願掛けはもちろん、心がほっとするお参りができるのもこの神社の魅力。
唐津市に行くことがあれば立ち寄ってみてくださいね!
《宝満神社と周辺情報》
宝満神社
◆住所/佐賀県唐津市宇木1716
◆参拝時間/参拝自由
◆アクセス/GoogleMAP
◆参考サイト/
◆近隣のグルメスポット
オーガニックレストラン木の花
◆近隣の観光スポット
見帰りの滝
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