景観に個性あり!“門”が気になるお寺〜大橋寺【大分県・臼杵市】

おはようございます!

今回は、大分県臼杵市にある「大橋寺(だいきょうじ)」さんをご紹介します。

前回ご紹介した龍原寺さんの斜め向かい。

臼杵川に面した場所にある大橋寺さんは、浄土宗の寺院です。

まず目に入るのはこちらの山門。

こちらの山門は「高麗門」といわれていて、臼杵市の文化財に指定されています。

そんな高麗門をくぐると、面白い景観に目を奪われます。

右側に大きな「観音堂」があり、真ん中に梵鐘、左側にまた山門と本堂が見えます。

全部、横並びになっているですね。

そしてこちらが「観音堂」。

観音堂の下も山門のようになっていて、ここを潜って境内に入れます。

観音さまの下を通るというのも、ちょっと新鮮な気分ですね。

お地蔵様たちにもお参りしつつ、本堂へ。

そしてこちらが本堂です。

その昔、東大寺の子院西方寺の僧であった祐範上人が、本尊の阿弥陀如来を奉斎して西国を遍歴し、1548年に臼杵市の地へ。

臼杵七島の一つである「産ヶ島(新地)」に庵を結びました。

そこに時の国守だった大友宗麟が上人に帰依し、永禄年間(1558~1570年)に精舎を建立したことが、大橋寺のはじまりといわれています。

最初は「西方寺」といわれていましたが、参詣しやすいように対岸の掛町まで大きな橋をかけたことから、「大橋寺」と呼ばれるようになったそうです。

そんな大橋寺さんですが、珍しい高麗門や観音堂に加えて、他にも見どころがあります。

大友宗麟公夫人のお墓があったり、西南の役の際に警視隊本陣となったときの弾痕の跡もあるのです。

是非ゆっくり見回ってみましょう。

そして境内を散策してお参りした後は、寺務所でご朱印をいただきます。

こちらがいただいたご朱印です。

とってもカッコいい書体で、「南無阿弥陀佛」と書かれていますね!

大橋寺さんは臼杵八ヶ所霊場の第六番札所にもなっているので、臼杵のお寺巡りで訪れるのもおすすめ。

周囲にある沢山のお寺とともに是非お参りしてみてください。

《大橋寺》

大分県臼杵市福良平清水115

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