おはようございます!
今回は大分県臼杵市にある「臼杵護国神社」をご紹介します。
臼杵護国神社は、臼杵市のシンボル的存在である臼杵城址の敷地内にあります。
現在、臼杵城は門や櫓などがわずかに残っていて、あとは開放的な公園になっています。
お散歩をされている方も多いです。
そんな公園の広場に、神社の鳥居がありました。
また、神社のご社殿の前には「招魂社」も。
さらにご社殿に近づいてみます。
深い緑の木々と、石の神橋が重厚な雰囲気を醸し出していますね。
こちらがご社殿を正面にした神門です。
この神門をくぐり、拝殿、本殿へと続いていきます。
臼杵護国神社は、明治11年の西南の役で臼杵の町を守り、戦死した勤皇臼杵隊43柱の英霊を招魂社に奉祀したことからはじまります。
その後、昭和14年に臼杵護国神社と改称され、隣接地にあった稲葉神社に合祀されました。
現在は、臼杵藩祖・稲葉良通公と歴代15藩主の御霊、そして臼杵に縁のある方々で西南の役や日清・日露戦争、第二次世界大戦などで亡くなられた方々を含め、2000柱をご祭神としてお祀りされています。
日本各地にある護国神社は、こうした戦没者の御霊をお祀りされていますが、実在した方々の御霊は、死後に家を守り、地域を守り、国を守る神さまとしてお祀りされます。
現在に至るまでの歴史をつくり、命をつないできてくださった御霊に感謝しながら、これからの未来の平和を祈りたいですね。
また護国神社の神さまは、私たちの個人生活も守ってくださいます。
人生儀礼や、厄年の祓などでもお参りすることができますよ。
そんな臼杵護国神社は通常時は無人ですが、神門にある引き出し棚に書置きのご朱印と神社の紹介パンフレットが容易されています。
私もいただきました。
シンプルで凛とした美しいご朱印ですね。
ご朱印をいただいた後は、神社の左手にある建物へ。
こちらは、臼杵市の有形文化財に指定されている神楽殿です。
神楽殿のあたりからは、臼杵市の街並みも望めます。
私がお参りしたのは1月でしたが、春先には境内に梅や桜が咲くのだとか。
そんな美しい春や、緑がさわやかな夏、そして紅葉の秋にも訪れてみたいですね。
《臼杵護国神社》
大分県臼杵市臼杵大字臼杵宇丹生島91-2
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