おはようございます!
今回も引き続き、佐賀県武雄市でご朱印をレポートします!
今回お参りさせていただいたのは、「鬼子獄(きしだけ)五社稲荷神社」さんです。
こちらの神社は、のどかな山里にあって、朱色の鳥居が目印。
鳥居をくぐると、ご社殿があります。
ご祭神は五社稲荷大神さまで、
◆戦・勝負の神
◆選挙の神
◆商売繁盛・開運・学問の神
として信仰を集めておられるそうです。
そして、「鬼子嶽(きしだけ)」という名前を聞いて、「鬼?」とそのキーワードが気になっていたのですが、佐賀県唐津市に存在した岸岳城(もとは鬼子岳城と書いていた)に関係しているみたいですね。
壇ノ浦合戦で勝利を収めた源氏は、源範頼公に九州平定を命じ、範頼公は京都・伏見の五社稲荷大神さまの御神境とともに九州に来られたそうです。
そして現在の佐賀県唐津地方に「鬼子嶽(きしだけ)城」を築き、その守護神として五社稲荷大神をお祀りされました。
しかし16代藩主の頃に鬼子嶽城が落城し、この地域へと落ちのびてこられたのだそう。
それから400年後に、城を神社として現在地に再建されたとのことです。
そんな五社稲荷神社は、鳥居をくぐってすぐのお宮だけでなく、そこから裏手の坂道を上っていったところに、さらに別のお宮が複数、点在しています。
まず、坂道を上ったところに見えてくるのが、「下宮社」。
ご社殿が大きくて立派ですね。
そしてその向かい側には、「五社稲荷神社」と書かれた鳥居が。
こちらは訪れた時がちょうど草木が生い茂っていたので、少し鬱蒼とした雰囲気でした。
祠の横には、城主にゆかりある月姫御前の御像も。
また、下宮社の横には、「五岐津大神」がお祀りされているお宮がありました。
こちらは不運から身を守ってくださる神さまのようです。
さらに、五岐津大神のお宮の奥に歩いていくと、「上宮社」といわれるお宮が。
こちら上宮にあたるのかもしれませんね。
上宮社からは山里の風景が見えてキレイでしたよ。
また、上宮社の近くには、「見ざる、言わざる、聞かざる」で有名なお猿の像もありました。
そうして全てのお宮にお参りをしたら、社務所でご朱印をいただきます。]
ご朱印にも「戦勝負の神」と書かれていて、勇ましいですね!
最後に追記。
下宮社の近くにあった神社の案内板によると、こちらの五社稲荷神社はよくある「二礼二拍手」ではなく、「二礼四拍手」でお参りする作法なのだそうです。
歴史上でいろんなドラマがあり、また稲荷神社ならではの強いパワーも感じるこちらの神社は、とてもスピリチュアルな雰囲気でした。
お参りされる方は、是非全てのお宮にお参りしてみてくださいね!
今回訪れたのは
<鬼子獄五社稲荷神社>
佐賀県武雄市武内町28394
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