おはようございます!
今回は、長崎県東彼杵郡の波佐見町にある「東前寺」さんをご紹介します。
道路沿いに見える緑色の大きな看板と、波佐見神社バス停が目印。
東前寺さんの参道へと向かう入口があります。
こちらのお寺さん、「亀井山」という山号だからなのか、参道にも可愛い亀さんがお出迎えしています。
参道を進むと、修行大師の像がありました。
東前寺さんは高野山真言宗の寺院です。
天平様式(8世紀)を再現した本堂の前を通り、護摩堂へと向かいます。
お堂の中は自由に入ってお参りができるようになっていましたよ。
東前寺さんは、711年の奈良時代に行基菩薩を開祖として建立されました。
ご本尊は薬師如来で、戦国時代にお寺が焼かれた際には、自ら飛んで火中から逃れたという言い伝えがあるのだとか。
このことから「厄除薬師」といわれているそうです。
お堂の中で参拝した後は、お寺の見どころともいえる「遊亀庭(ゆうきてい)」へ。
お堂の廊下を歩く途中で見られる庭園もとっても素敵ですね。
そして着きました!
こちらが遊亀庭です。
本堂の裏手にあたるこの庭は、苔むした岩場になっています。
そこに赤い前掛けをしたお地蔵さまが点在していて、異空間にたどり着いたような不思議な感じがしますね。
そんな岩場の中に、お寺随一のパワースポット「亀石」がありました。
ここには清水が湧いているらしく、「亀井山」の名前の由来にもなっているのだとか。
そして岩場の奥にはお堂があり、そこには「亀福大師」が。
亀に乗った亀福大師には、独自のお参りの作法がありました。
願掛けしたい方は是非参考にされてみてくださいね。
そんな魅力あふれる東前寺さんは、九州八十八カ所百八霊場の66番札所であり、九州二十四地蔵尊13番霊場でもあります。
なので、ご朱印の種類もいろいろあるのですが、私はご本尊のお薬師さんのご朱印をいただきました。
そして「たゆまぬ あゆみ」と書かれた亀石のご朱印も。
絵柄が可愛いです!!
私が伺ったときは書置きのご朱印が置いてあったので、そちらをいただきましたよ。
東前寺さんは、参拝者に対してとっても温かくて、ホスピタリティあふれるお寺さんでした。
是非とも立ち寄って、厄除薬師のご利益と、亀さんのパワーをいただいてくださいね!
◆追記
東前寺さんを出た後は、すぐ横に隣接する「波佐見神社」にもお参りしました。
こちらの神社ではご朱印はないようですが、とっても落ち着く神社で、境内からの風景も素敵でしたよ。
《東前寺》
長崎県東彼杵郡波佐見町岳辺田郷1099
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