おはようございます!
今回は、佐賀県武雄市でご朱印をレポートします!
今回訪れたのは、武雄市の西部・黒髪エリアに鎮座する「黒髪神社」さんです。
「黒髪」というキーワード、どんな意味があるんだろう???
と気になっていたら、この辺りには「黒髪山」というお山があるとのこと。
この黒髪山の頂上には「天童岩(てんどういわ)」があり、古代からの「磐座(いわくら)信仰」が息づいているといわれています。
修験道の聖地となったり、大蛇伝説が生まれるなど、黒髪山は信仰の山として崇められていて、とても神秘的なお山なのです。
私がお参りさせていただいた黒髪神社は「下宮」にあたり、「上宮」は黒髪山の中にあります。
さてこの下宮ですが、里山の中にあって、とてもお参りしやすい雰囲気です。
一の鳥居をくぐって、アーチ型の石橋を渡ると、右手にキレイな並木道が。
置かれた盆栽との景色の対比が美しいですね。
そして、趣きある佇まいの二の鳥居へ。
こちらの鳥居は、武雄市の重要文化財に指定されている「肥前鳥居」です。
1675年に寄贈されたものなのだとか。
二の鳥居をくぐって進むと、親子の狛犬がいました。
親が子を押さえて、おとなしくするように言っているみたいですね~
そして、こちらがご社殿です。
横に長い造りになっていますね。
扁額には黄金に輝く「黒髪神社」の文字が。
こちらの神社では、「二礼三拍手一礼」で参拝します。
通常、「二礼二拍手一礼」の形式が多いなか、「三拍手」は珍しいですね!
黒髪神社は、崇神(すじん)天皇16年(約2000年前)に、朝廷の勅願所として黒髪山に鎮座し、この下宮は715年に創建されたと伝わっています。
ご祭神は
◆伊弉冉尊(いざなみのみこと)
◆速玉男命(はやたまのをのみこと)
◆事解男命(ことさかのをのみこと)
祖神(おやがみ)様としての信仰が篤く、五穀豊穣や雨ごい、諸願成就などのご神徳で知られています。
ご社殿での参拝を済ませた後は、境内をぐるりと見回ってみました。
左手にある小さな神社は、「聖徳太子社」。
なんとあの、聖徳太子をお祀りしてありました!
聞けば、聖徳太子は“大工の神様”として、建築関係者の信仰が篤いそうですよ。
さらに境内には、神様をお祀りした石碑もありました。
そしてお参りが済んだら、社務所へGO。
ご朱印をいただくことができました!
次回はゆっくり時間を取って、黒髪山の中に鎮座する上宮にもお参りしてみたいです。
<黒髪神社 下宮>
佐賀県武雄市山内町宮野1093-2
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