こんにちは!
紅葉シーズン真っ只中、神社やお寺が一段と美しさを増す季節ですね。
今回は鹿児島シリーズの続きで、「鶴嶺(つるがね)神社」さんをご紹介します!
鶴嶺神社は、鹿児島きっての観光地・仙巌園(せんがんえん)や旧集成館に隣接している神社です。
しかも旧集成館の一部として、世界遺産にも登録されているんですよ!
正面から向かい合った神社はとっても重厚な雰囲気。
背景にある鎮守の杜が美しいです。
手水舎には、薩摩藩主である島津家の、丸に十が描かれた家紋がしっかり刻まれています。
鶴嶺神社は、明治2年に島津家歴代の当主とその家族をお祀りするお宮として建立されました。
だから島津家の家紋なんですね。
拝殿は壁で囲われていないので、手を合わせているとスーッと風が通ります。
気持がいいな~~
その奥には本殿が。
すごく立派な建築様式ですね。
格の高さを感じます。
神様に参拝して社務所へ向かおうとすると
目の前は錦江湾の海です!
島津家の神様方は、いつも海を眺めていらっしゃるんですね。
社務所に着くと、薩摩藩の教えが書かれた絵馬を発見。
○嘘を言ふな
○弱い者をいじめるな
そして極め付けの
○負けるな
強い!強さがあふれている!
さすが偉人を多く輩出している薩摩藩だわ~~
そして、そんな力強い教えの裏側には、美しい姫君が描かれていました。
聞くところによると、この姫様は御祭神のお一人で、
18代島津家久公の夫人であった「持明院(じめぇいん)」様だそうです。
「じめさあ」の愛称で親しまれているこのお姫様は、
とっても容姿が美しく、心の優しい女性だったのだそう。
このことから持明院様にあやかって、心身ともに美しくなりたい!
という女性が沢山お参りに来られるといいます。
「島津美人御守」までありました!
“薩摩おごじょ”のように気立てがよく、優しく、しっかりした美女になれそうです。
そしてご朱印もいただきました!
ありがとうございました。
気持ちがすっきりする素敵な神社です。
<鶴嶺神社>
鹿児島県鹿児島市吉野町9700-1
http://www.senganen.jp/tsuruganejinja/
※ご朱印をいただく際、社務所が不在の場合は、仙巌園の入口にお問い合わせを。
あらかじめ用意されたご朱印に日付を入れてくださいます。
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