おはようございます!
今回は大分県臼杵市にある「臼杵城跡」と城内にある「卯寅稲荷神社」をご紹介します。
今回は番外編で、ご朱印ならぬ「御城印」のレポートです。
臼杵市のシンボルともいえる臼杵城跡。
大分県の史跡に指定されている観光スポットでもあります。
この城は丹生嶋に築城されたことや、島の形が亀の姿に似ていたところから、別名「丹生嶋城」「亀城」とも呼ばれていました。
臼杵城は、キリシタン大名として有名な大友宗麟の居城だったので、当時は城内に礼拝所があったり、石垣にはアルファベットの様な文字が刻まれていたのだとか。
大友宗麟の後は、他の大名たちが城主を務め、1600年からは稲葉氏が明治時代の廃藩置県までこの城を居城としてきました。
明治6年に臼杵城は廃城となって取り壊され、現在では本丸、二の丸の部分が公園となっています。
今は地域の皆さんの憩いの場であり、桜の名所でもあるそうですが、公園内にはところどころお城の形跡があって、当時の様子を伝える看板も立っています。
ちなみにこちらは「大門櫓(だいもんやぐら)」。
明治期の写真や現存する櫓などを手がかりに、2001年に復元されたそうです。
お城ファンにはたまらない臼杵城ですが、なんとこちらのお城には、ご朱印ならぬ「御城印」があります!
お城から徒歩圏内にある「臼杵市観光交流プラザ」で、登城の記念として販売されているのです。
御城印は、大友氏家紋入りや、稲葉氏家紋入りなど種類もいくつかあって、思わず迷ってしまいます。
私は季節限定(私が登城したときの冬季バージョン)の御城印に。
大友氏・稲葉氏の両家の家紋も入っていましたよ~
さらに御城印があるだけでなく、臼杵城跡内には、神社があるのも見逃せません!
前回ご紹介した「臼杵護国神社」とはまた別に、お稲荷さんがあるのです。
そのお稲荷さんの存在は、JR臼杵駅からお城に向かう途中で発見しました。
お城のあたりに近づくと、朱色の大きな鳥居が立っているのです!
その鳥居には、「卯寅稲荷神社」と掲げられています。
卯と寅、干支の名前がついた神社とは、興味深いですね~~
その名前に惹かれて、神社がある方向へと向かいました。
商店街のような通りから小道に入り、ここから細い石段になります。
臼杵城跡への登城口になっているようですね。
階段を上り終えると、神社に着きました。
こちらが卯寅稲荷神社です。
ずいぶん高台にあるので、街や海が見渡せます。
神さまがお祀りされているお社は小さいですが、お稲荷さんならではの朱色をしていて、眷属の狐さんがいますね。
この神社は1562年、大友宗麟によって築城の際にお城の鬼門(北東)に建てられたものです。
お城の地主神である丹生島明神が祀られていて、歴代の城主から現代の人々に至るまで、商売繁盛の神さまとして信仰されているとのことです。
こちらは無人の神社なのでご朱印はいただけませんでしたが、寅年生まれの私としては、大変嬉しい参拝となりました。
臼杵城跡を訪れた際には、是非この卯寅稲荷神社や臼杵護国神社にも参拝されてくださいね!
《臼杵城跡・卯寅稲荷神社》
https://www.usuki-kanko.com/sightseeing/%E8%87%BC%E6%9D%B5%E5%9F%8E%E8%B7%A1
御城印は臼杵市観光協会
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