おはようございます!
今回ご紹介するのは、福岡県朝倉市の「須賀神社」さんです。
こちらの神社は街中にあるのですが、境内に近づくとそこだけ大きな杜になっています。
「祇園社」と書かれた石の鳥居。
その横には「西宮大神宮」と書かれた祠がお祀りされていました。
さらには空を覆い尽くすような大木が!!
私の姿と比べると、その大きさが一目瞭然ですね。
根っこも立派で、まるで動物のような生命力を感じました。
そして祇園社の鳥居をくぐると、まっすぐ伸びる参道があり、その際にご社殿が。
ご社殿はどっしりとした佇まいですね。
須賀神社(祇園社)のご祭神といえば、素戔嗚神(スサノオノカミ)。
疫病を祓う神さまで、健康や厄除けにまつわるご神徳をお持ちのイメージがあります。
その他にも
●櫛稲田姫神(クシナダヒメノカミ)
●大己貴神(オオナムチノカミ)
●火産霊神(カグツチノカミ)
●少彦名神(スクナビコナノカミ)
がお祀りされてありました。
本殿は三間社流破風造りで、檜皮葺の立派な建築様式。
県指定の文化財だそうです。
須賀神社の創建はとても古いそうですが、一度は兵火で焼失しています。
その後、1320年に博多・承天寺の直翁和尚の霊夢により再興され、「大雄山祇園禅寺」として信仰されてきました。
現在では、甘木地方の氏神として崇敬されていて、夏祭りの甘木祇園山笠では、地域がおおいに盛り上がるそうですよ。
そんな須賀神社のご社殿にお参りをしたら、その手前におられる筋肉隆々の狛犬さん、そして奥に佇む大木に注目です。
こちらの大木は、「祇園の大樟」と名付けられ、近くにある安長寺というお寺の大樟と夫婦といわれています。
神社の掲示版によると、この木には白蛇が住んでいて、これを見ると幸運が舞い込むと伝えられているのだとか。
私も探してみましたが、発見することはできず。
でも大きな根っこに抱かれた石仏を見つけましたよ。
また境内には小さな神社や祠も多くあります。
稲荷神社や天満宮、月読宮など、多くの神さまがいらっしゃるんですね。
そして私が感動したのが、社務所の横のスペースに置かれている美しい大絵馬の数々です。
こちらは金色が美しい、華やかな絵馬。
こちらは男女が描かれています。
ご祭神の素戔嗚神と、奥様の櫛稲田姫神なのかな?
一般的にこんな大きな絵馬は拝殿内の壁に高く掲げられていることが多く、あまり近くで拝見することがないので嬉しかったです。
そんなこんなで、見どころの多い須賀神社さんですが、最後はご朱印もいただけました。
大きな木々に囲まれて、自然と神さまのパワーをいただけるスポット。
是非お参りしてみてくださいね!
《須賀神社》
福岡県朝倉市甘木842
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