こんにちは!
今回も、沖縄県那覇市のご朱印さんぽシリーズです。
ゆいレール「おもろまち」駅から徒歩5分ほどのところにある「法華経寺」さんにお参りしました。
ゆるやかな坂道の丘に、天まで届きそうな長い階段を発見。
これが法華経寺さんの参道です。
実は沖縄では、日蓮宗の寺院は2ヵ寺だけしかなく、そのうちの1ヵ寺がこちらのお寺さんです。
参道の途中で見上げると、本堂の建物に「妙」の文字があります。
ふり返ると町並みが眼下に広がります。
階段をのぼるしんどさは感じませんでしたが、ずいぶん高台にあったんですね。
本堂は自由に中に入ってお参りができます。
金色の華やかな装飾が美しい空間です。
大きな鐘もありました。
ご朱印をいただこうと思って社務所をたずねると、お寺の方がとびっきりの笑顔で出迎えてくださいました。
しかも、ご朱印を書いていただくのを待っている間、応接室でお茶とお菓子の接待までしていただけましたよ。
(私がちょうどいいタイミングで訪れたのだろうか??)
お寺のことを伺おうと思っていたら、ちょうどご住職がおられて、いろんな話をしてくださいました。
法華経寺は、昭和56年に開山されお寺さん。
本土の宗教を沖縄で広めるのにとても苦労されたという先代のご住職ですが、
地域のために大きく尽力されてきたのだそう。
非行に走った少年や、自分を見つめ直したい人などを受け入れて、共同生活を送り、社会へ送り出す活動を続けてこられました。
現在は二代目のご住職がその活動を受け継いで、家庭児童相談室としての機能も果たしています。
そんな背景もあって、人生相談やカウンセリングは随時受付されているそう。
本当の意味での「駆け込み寺」なんですね。
そして、ご朱印もしっかりいただきました。
「いのちに合掌」と書かれていて、朱印がシーサーになっています!
ご朱印と一緒にいただける、「合掌シーサー」の紙も可愛いですね。
同寺では、毎週日曜日には誰でも参加できる「日曜の集い」があり、法話も聴けるそうです。
人生に迷ったら、是非お参りしてみてください。
<法華経寺>
沖縄県那覇市安里3-16-1
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