おはようございます!
今回は大分県豊後高田市の香々地にある「別宮八幡社」さんをご紹介します。
こちらの神社は境内に入ってからご社殿までに距離があり、なんとも格の高さを感じさせる雰囲気が素敵です。
まず目が留まるのが、参道にある「潮観橋」と呼ばれる珍しいアーチ型の橋。
天保9年(1838年)から安政5年(1858年)の間に造られたそうで、大分県の有形文化財に指定されています。
そして橋を渡りきったところで、「別宮八幡社」と書かれた碑と鳥居が。 参道には立派な松が沢山あります。
こちらにある狛犬さんは、亀の上に乗っていますね!
参道を進んでいくと、なにやら立派な建物が。 これは江戸時代末期に建造されたといわれる、大きな二層の楼門です。
楼門の扉には、今にも飛び出してきそうな龍の彫刻も。
細かいところにおよぶ技巧が素晴らしくて、ずっと眺めていたくなります。
楼門からさらに中に入ると、灯篭が立ち並ぶ参道があり、奥に拝殿がありました。
灯篭の中には、入口の狛犬と同じく、亀の上に乗ったものもありましたよ。
拝殿は横に長いタイプの建物になっていて、中に入ってお参りすることができます。
別宮八幡社の創建は、養老年間(717~724年)。
宇佐神宮の分霊を勧請してお祀りした5つの「別宮」の一つで、現存する4つの別宮の中でも随一の規模を誇るそうです。
もともとご社殿は別の場所にありましたが、1413年に現在地に遷座されました。
そして、こちらが拝殿の中の様子です。
中からガラス越しに本殿に向かってお参りができますよ。
ご祭神として
〇誉田別命(応神天皇)
〇息長足姫命(神功皇后)
〇宗像三女神
・市杵嶋姫命(いきしまひめのみこと)
・田心姫命(たごりひめのみこと)
・湍津姫命(たきつひめのみこと)
がお祀りされています。
様々なご神徳がありますが、特に厄除け、交通安全、安産の祈願がさかんに行われているそうです。
そんな別宮八幡社さんでは、ご朱印をいただくことができます。
私が伺ったときは無人だったので、書置きのご朱印をいただきました。
「宇佐神宮分霊社」という朱印が押されていますね。
別宮八幡社さんでは、毎年7月29日、30日に行われる「オンバレ」と呼ばれる御田植え祭が有名なのだとか。
このタイミングの参拝もいいですね!
《別宮八幡社》
大分県豊後高田市香々地3596-1
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