おはようございます!
皆さんはお盆をどんなふうに過ごす予定ですか?
この時期にお寺さんを取材していると、お坊さん方はてんてこまいの忙しさで、
お話を伺うのも申し訳ないくらいです(汗)。
そんななかご紹介するのが、熊本市内にある日蓮宗のお寺「本妙寺」さん。
こちら、熊本城を築城した加藤清正ゆかりのスポットなのです!
ゆるやかに参道が続きます。
訪れた時は、ちょうど年に1度の大きな法要「頓写会(とんしゃえ)」の前日。
この法要の日は多くの方で賑わうそうです。
加藤清正といえば「虎退治」の伝説が有名!
だからなのか、狛犬が虎っぽいです。
本妙寺は高台にあるので、参道の石灯籠が続く風景がとってもキレイなんですよ。
平成28年の地震でかなり崩れてしまいましたが、また復活することを願って応援したいですね。
さて、そうして上っているうちに中門へ辿りつきました。
門をくぐると色鮮やかな「浄池廟拝殿」が。
加藤清正が使用していた、「蛇の目紋」と「桔梗紋」がいたるところで見られます。
拝殿の奥は「浄池廟本殿」。
拝殿と本殿という呼び名は神社みたいですね~。
建物も神社建築のように見えます。
しかも、この本殿そのものが加藤清正のお墓なのだそうです。
これはすごい!!
加藤清正の遺言によって、このお墓は熊本城の方を向き、お城の天守閣と同じ高さに葬られているのだそう。
死してもなお、熊本を守るという熱い想いが伝わってきますね。
境内には、加藤清正ゆかりのものも沢山ありました。
★栗毛堂(お馬堂)
赤い馬が祀られた(?)お堂を発見!
こちらは清正公の栗毛の愛馬で、かなり荒々しい気性だったとか。
本妙寺の絵馬には、この栗毛の馬が描かれています。
★論語猿
清正公が論語を読み、朱点を付けておられたところ、
飼っていた猿がそれを真似して書物を朱で塗りつぶしてしまったことがありました。
しかし、清正公は猿を咎めずに褒めたという話から、
この猿の姿が「論語猿」として残ったといわれています。
加藤清正のファンにはたまらない聖地。
清正公を知らない人にとっても、清正公の人柄などを知ることができる貴重なスポットですね。
ご朱印もいただきました。
日蓮宗ならではの特徴がある文字が美しいです!
<本妙寺>
熊本県熊本市花園4-13-1
コメント欄には誹謗中傷や政治・宗教・マルチ商法への勧誘などの書き込みはご遠慮ください。 運営側で不適切と判断したコメントに関しては削除させていただきます。