こんばんは!
梅雨に入ったけど、毎日が晴天の福岡です。
さて今回は、沖縄ご朱印さんぽシリーズの最終回!
神社でもない、お寺でもない、沖縄ならではの聖地、「御嶽(うたき)」をご紹介します。
最初にお断りしますが、ご朱印はありません(汗)。
でもせっかくの沖縄シリーズ、この土地ならではの聖地についてレポートしておきたかったのですよ。
今回ご紹介するのは、南城市にある「斎場御嶽(せいふぁーうたき)」です。
沖縄では、琉球民俗の祖霊神・アマミキヨが厚く信仰されています。
琉球の神話によると、日の大神がアマミキヨに国づくりを命じ、
天上から琉球の地に降りたアマミキヨが、沖縄本島をつくったといわれています。
アマミキヨがつくった聖地のなかでも、
7ヶ所が琉球開びゃく伝説に関わる神聖な場所とされていて、
特にこの「斎場御嶽」は、琉球王国最高の聖地なのだそうです!
早速、「斎場御嶽」へ。
こちらでは、有料のガイドさんに案内をお願いするのがおすすめです。
分かりやすく琉球の神様のことを教えてくださいますよ♪
ガイドさんについて、いざ出発!
しばらく森を歩いていると、御嶽内への入口があって、まずはお参りをします。
お参りのやり方は、合掌のように手を合わせるんですが、
★左手=山の神
★右手=祖先
の意味があるそうです。
お参りをして森の中を歩いていくと・・・
「大庫理(ウフグーイ)」が現れました。
こちら、岩壁に向かって祭壇のような形状をしています。
手前の広場で大勢の人たちがお祈りをしていたそうです。
次に現れたのが「寄満(ユインチ)」。
こちらは岩窟のように岩壁に空洞があって、そこに祭壇がありますね。
「台所」「宝が集まった所」という意味があって、
火の神、豊穣のシンボルでもあります。
さらに歩くと、鍾乳洞から滴り落ちる「聖なる水」を受けるという2つの壺が!
この壺はとっても神聖なので、さわることは厳禁です。
洪水や干ばつの占いも行われていたそうですよ。
壺の前には、あの有名な(?)デイゴの花が咲いていました。
赤いんだ~、高い木に咲くんだ~
デイゴの花が多く咲く年は、台風が多いといわれているそうです。
そんな歌詞の沖縄の曲、ありますね。
そして、最後にやってきたのがこちらです。
いろんな雑誌やWEBサイトで見たことがある「三庫裡(サングーイ)」。
重なり合う大岩の間から見える光。
なんとも迫力があって、神秘的ですね~~
岩の間をくぐり、突き当たったところが祈りの場所。
そこから岩の間を振り返ってみると、こんな感じです。
突き当りの祈りの場からは、神々の島・久高島が見えるんですよ!
光の具合がとってもキレイで、思わず自撮り。
不思議な光の輪が写りました!
斎場御嶽はやっぱりすごかった。
脈々と続く信仰の地なだけあって、パワーを感じました。
沖縄を訪れたら、是非お参りしてみてくださいね。
<おまけ>
斎場御嶽の駐車場&バス停は、物産館があるので、休憩や買い物におすすめです。
種類が豊富なサンタアンダギーが美味しかったです♡
<斎場御嶽>
沖縄県南城市知念字久手堅539
http://www.city.nanjo.okinawa.jp/tourism/2011/11/sefa.html
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