おはようございます!
今回は、大分県宇佐市にある「宇佐神宮」さんをご紹介します。
宇佐神宮といえば、もうその知名度は全国区!
全国に4万6000社ほどある八幡宮や八幡神社の総本宮で、日本中に広がっている“八幡さま信仰”はこの宇佐の地から始まっているのです。
宇佐神宮のご祭神である八幡大神さまは、応神天皇のご神霊。
571年に初めて宇佐の地にご出現されたといわれています。
この宇佐神宮は後の725年に創建されました。
そんな宇佐神宮に参拝しようとすると、賑やかな門前町がお出迎え。
門前町の先には大きな鳥居があり、その先の寄藻(よりも)川にかかる神橋を渡って神域へと進みます。
神橋を渡り終えたところにある大鳥居をくぐると、長い表参道が続いているのですが、今回私は宇佐神宮の中でも最も気になる場所を訪れました。
それがこの「菱形池」です。
この大きな池は、八幡大神が初めて現れたとされる神聖な場所。
池に浮かぶ島には小さな神社がいくつかあります。
そして菱形池の岸には、常に清水が湧き出ている「御霊水」という泉が。
八幡大神は、この泉に3歳の童子の姿で現れ、自分が応神天皇であること、そして日本を守護することを告げられたと伝わっています。
御霊水が湧き出るスペースには、地面にいくつかの蓋があり、その蓋を取って、水をくみ上げます。
飲用というわけではないようなので、私は御霊水で手を清めさせていただきましたよ。
そうして気になる“水のスポット”から表参道に戻り、先へと進みます。
途中には、八幡大神の御子神である「莵道稚郎子命(うじのわきいらつこのみこと)」をお祀りした「春宮神社」があったり
縁結びのパワースポット「夫婦石」があったり
上宮がある小椋山(別名:亀山)の山神をお祀りしている「亀山神社」があったり
八幡大神の若宮の仁徳天皇と4人の皇子をお祀りしている「若宮神社」があります。
この若宮神社は、苔むした屋根の風情が美しいですね。
そうして進むと、有形文化財の西大門がお出迎え。
門をくぐれば、上宮本殿にたどり着きます。
上宮の本殿は、お社が三連に横に並ぶ八幡造という神社建築で、国宝に指定されているそうです。
そしてこの宇佐八幡宮では、「二礼・四拍手・一礼」の作法でお参りします。
四拍手は珍しいですが、その起源は不明なのだとか。
また本殿の横には、高さ30mにも及ぶご神木が。
この大楠は樹齢800年ともいわれ、有名アーティストがヒット祈願で訪れたところ夢が叶ったことから、パワースポットとして人気が高まっているそうですよ。
さらに本殿の前には、不思議な四角い窓がありました。
これは宇佐神宮の奥宮である「大元神社」の遥拝所となっている場所です。
ちなみに私は以前、山を登って大元神社に参拝したことがありますが、それはもう素晴らしい、ご神気あふれる聖地でした。
そして、本殿にお参りが終わったからといって、そのまま帰ってはいけません。
“上宮”本殿があるということは、“下宮”もあるのです!
本殿から少し下ったところにある下宮には、八幡大神の他に、比売(ひめ)大神、神功皇后がお祀りされています。
下宮のお社も素晴らしい趣きですね。
また下宮の敷地には、「兆(さまし)竹」という竹がありました。
この竹はこの地域の神事で占いに用いられてきたそうです。
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そんなこんなで、今回は八幡大神が出現された菱形池や御霊水を訪れ、そして参道に従って歩き、上宮本殿と下宮にお参りしました。
ここで宇佐神宮のご朱印をいただくことにします。
ご朱印はシンプルで美しく、凛とした印象でしたよ。
宇佐神宮はとにかく敷地が広くて、見所が多いです。
時間をたっぷり取って、ゆっくり巡ってみてくださいね。
次回は、宇佐神宮の境内にある「弥勒寺跡エリア」をご紹介します♪
《宇佐神宮》
大分県宇佐市大字南宇佐2859
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