合元寺～真っ赤な壁がインパクト大！！【大分県・中津市】

おはようございます！

前回に引き続き、大分県中津市でのご朱印さんぽ旅をレポートします♬

今回は、中津城からも近い寺町に移動してみました。

名前のとおり、お寺が沢山並んでいて、白壁の道が美しいですね！

参拝させていただいたのは、寺町にある「合元寺」さんです。

合元寺さんといえば、この「赤壁」で有名！！

近くでみても、絵具のように鮮やかな赤です！！

この赤い壁には、歴史的なエピソードがあります。

黒田官兵衛によって中津城で謀殺された、地元の豪族・宇都宮鎮房。

その従臣たちが、合元寺で最後の戦いに臨みましたが、結果敗れてしまいました。

戦った従臣の血はお寺の白壁に飛び散り、その後、何度塗り替えても血痕が浮き出るため、赤く塗られたといわれています。

聞けば、なんとも恐ろしいエピソードです（汗）。

でも、山門をくぐると、ごく穏やかなお寺さんでして、明るい雰囲気ですよ～

合元寺は、空誉上人が1587年に、智光庵といわれていたお堂を改築増幅したことが起源といわれています。

浄土宗のお寺で、ご本尊は阿弥陀仏です。

そして合元寺さんといえば、こちらも有名！！

「お願い地蔵尊」です！！

かの福沢諭吉が長崎に遊学するにあたって、学業成就を祈願したことで広く知られるお地蔵様なのです。

さらには昔、学業成就を祈願した人と、商売繁盛を祈願した人と、老人痴ほう封じを祈願した人が、それぞれ地蔵尊の霊験をいただき、数年後に願いが叶ったそうです。

不思議なことに、その3人がお礼参りの際に、地蔵尊の前で顔を合わせたというエピソードもあることから、「三願成就の地蔵尊」とも呼ばれています。

これは是非、お参りさせていただきたいですね！！

寺務所では、ご朱印をいただくことができます。

ご本尊様のお名前がありますね。

赤壁とお願い地蔵尊の合元寺、是非お参りされてみてください～～

＜合元寺＞

大分県中津市寺町973