こんにちは!
今回も前回に引き続き、山口県山口市の「秋穂(あいお)」地区のご朱印をレポートします♪
今回訪れたのは、緑に囲まれた自然豊かな場所にある「地蔵院」さんです。
境内のお庭がとてもキレイで、池の鯉を眺めながら、青紅葉の参道を歩きます。
このお寺は花の名所としても有名で、桜、桃、シャクナゲ、ツツジ、ボタン、アジサイなど季節の花々が楽しめるそうです。
地蔵院という名前だけあって、境内のいたるところにお地蔵さんが。
散る花びらの中にいるお地蔵さん、美しいですね~~
そしてこんな岩窟にも六地蔵さんが。
というか、これ岩窟じゃなくて巨岩です!!
参拝者の方との対比を見れば、どれだけ岩が大きいか分かりますね!!
巨岩のカタチを活かしてお地蔵さんがお祀りされているのがいい感じ。
この巨岩は「人面岩」といわれていて、岩の上の方にはお不動様が刻まれていることから、「行者岩」ともいわれているそうですよ。
こちらが本堂です。
地蔵院は、747年に行基菩薩によって創建された真言宗の寺院。
秋穂八十八ヵ所霊場の中では83番札所にあたり、山陽花霊場の6番札所でもあります。
本堂にお参りする際には、八十八ヵ所参りの際に納めるお札を購入し、地蔵院さんにも納めました。
本来は1枚ずつ名前などを書いて納めるそうですが、簡略化されたものがこのお札だそうです。
さて、本堂にお参りした後は、広い境内を歩いてみます。
上の方にいくと、地蔵菩薩をお祀りしたお堂がありました。
そしてその横には、「懺悔塔」と名付けられた気になる塔が!!
かつては、この懺悔等で罪を懺悔し、日切地蔵様に願えば望みが叶うといわれていたそう。
その後、現在地に置かれるようになり、そばにある地蔵堂と一緒にお参りされるようになったようですよ。
また地蔵堂の隣には、小さな五重塔がお祀り(?)されています。
この五重塔は「五重小塔」といわれるもので、高さが約2.8mの総けやき造り。
県内では類例がない貴重なものということで、山口市の有形文化財に指定されています。
手前にはお賽銭箱があって、「塔を拝むの?」と思いましたが、
そもそも五重塔は、仏教の世界観を表わすものだそうで納得しました。
そんなこんなで境内を巡った後は、ご朱印をいただきます。
独特で美しい文字ですね~~
ちなみに地蔵院さんでは、令和元年の奉祝事業として、
今年9月から12月の縁日にあたる24日に、ご本尊の地蔵菩薩様のご開帳があるそうです。
ご開帳記念のご朱印もあるようなので、このタイミングで参拝するのもいいですね!
詳しくはホームページをチェックしてみてください。
<地蔵院>
山口県山口市名田島3483
http://www.iwayasan-jizouin.com/
◆秋穂八十八ヵ所霊場について
霊場巡りは年中できますが、普段はご住職が不在のお寺や無人のお堂が多くあります。
ご朱印をいただきたい場合は、毎年春に行われる「お大師まいり」の2日間に巡るのがおすすめです。
霊場のことやお大師まいりについては、下記のサイトを参考にされてみてくださいね。
コメント欄には誹謗中傷や政治・宗教・マルチ商法への勧誘などの書き込みはご遠慮ください。 運営側で不適切と判断したコメントに関しては削除させていただきます。