おはようございます!
今回は沖縄旅の番外編、「ガンガラーの谷」をレポートします。
※番外編でご朱印はありませんのでご了承ください!
ガンガラーの谷は、今回ご朱印巡りをした那覇市から車で約30分ほど、南城市にある人気の観光地です。
約2万年前の人類「港川人」の居住跡ともいわれていて、現在でも学術的な発掘調査が進められている場所でもあります。
今回私は、ガンガラーの谷でみられる自然崇拝の聖地を巡ろうと思い、訪れてみました。
ガンガラーの谷は、鍾乳洞が崩壊してできた谷だそうで、独特の地形をしています。
なんと施設の受付が、鍾乳洞の入口のような場所にあるんです!
受付スペースの天井は鍾乳洞そのもの!
この空間はひんやりしています。
受付はカフェを併設していて、ドリンクやスイーツがいただけます。
写真は、沖縄のご当地コーヒーブランド「35(サンゴ)コーヒー」。
風化したサンゴで焙煎したコーヒー豆を使用していて、洞窟の地下水をブレンドした水で淹れているのです!
喉を潤したら、これから約1時間20分のガイドツアーへ!
ガンガラーの谷は、専属のガイドさんと一緒に団体ツアーで巡ります。
小川が流れる森の道を歩き
大きな岩の間を潜り抜けます。
岩場のくぼみには石積みのお墓もあります。
今でも縁者の方々が祈りを捧げに来られているそうです。
コースの途中で「母神」という立て看板がある場所にたどり着きました。
ここは「イナグ洞」という場所で、安産や良縁のご利益があると信じられている場所です。
中に入ることはできませんが、洞窟の中には女性のバストそっくりの岩があるそうですよ。
そして次は、実際に洞窟の中を歩くコースへ。
洞窟の中が暗いので、ランプを手渡されます。
この小川が流れる洞窟は「イキガ洞」です。
奥まで進むと、男性のシンボルのような鍾乳洞の岩がありました。
ここには、子宝や子どもの成長を願う人々が多く訪れるそうです。
実際にご利益をいただいたという体験談もあるそうですよ~~
そして一番驚いたのは、ガンガラーの谷のシンボルともいえる巨大なガジュマルの木!!
森の賢者ともいわれる長老の「大主(ウフシュ)ガジュマル」は今も生き続けているそうで、圧倒的な姿で私たちを出迎えます。
何か不思議な力が宿っているとしか思えません!
コースの最後は、見晴らしの良いツリーテラスへ。
眼下には森が広がり、遠くには海も望めますよ。
ガンガラーの谷は観光地化されているので、とても巡りやすいし、なにより楽しいです。
そんな中で、人々の自然崇拝の風習を垣間見られるのが興味深いですね。
沖縄の聖地巡りをしたい方にはおすすめです!
<ガンガラーの谷>
沖縄県南城市玉城字前川202
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