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2022.10.10

天皇ゆかりの“時”の聖地〜恵蘇八幡神社【福岡県朝倉市】

  • 福岡

おはようございます!

今回ご紹介するのは、福岡県朝倉市の「恵蘇(えそ)八幡神社」さんです。

朝倉市の観光名所「三連水車」から大分方面に向かう途中に神社はあります。

とっても大きな石の鳥居があって、そこをくぐると空に上っていくような石段の参道が。

石段を上り終えたら、立派な赤いご社殿が見えます。

恵蘇八幡神社の創建は661年。

朝鮮百済を救済するため、武運長久を祈願して、宇佐神宮から応神天皇の御霊を勧請して建立されました。

現在の神社のご祭神は

●斉明天皇

●天智天皇

●天武天皇

の三柱をお祀りされています。

拝殿の鈴が下がる天井には、干支版がありますね。

拝殿から本殿に繋がるご社殿の造りも美しくて、思わずゆっくり眺めてしまいました。

そしてご社殿の斜め向かいにあるものが、ものすごく気になる!!

階段状になったタンスの上に、ブロンズの龍が乗っている!?

と思ったら、これは「漏刻」といわれるものなのだそう。

神社のご祭神でもある天武天皇が、671年に水時計の漏刻をつくり、人々に時を知らせたのだとか。

恵蘇八幡神社の漏刻は、4個の桶を段違いに並べています。

第一の壺に水を注ぐと、管を通って一番下の壺に流れ込み、壺に水が溜まると矢が浮き上がって、時を示す目盛りが読めるようになるそうです。

毎年6月10日の時の記念日には、神社で式典が行われています。

ここは、“時の聖地”なのですね。

そしてご社殿の右手には、大きな石の鳥居が。

この鳥居をくぐると、長い石段が上までずっと続いています。

途中、眺めのいいスポットに辿り着きました。

雄大に流れる筑後川ですね。

この景色を後にして少し階段を上ると、見えてきました。

こちらは「木の丸殿跡」です。

百済救済のために朝倉橘広庭宮にかえられた斉明天皇は、長旅の疲労と病気により崩御。

後の天智天皇である中大兄皇子が、母の御遺骸を朝倉山上(御稜山)にて一時納め、御稜山の山腹(この神社の境内)に木皮のついた丸木で忌み殿を建てて喪に服されました。

これが「木の丸殿」であり、その跡を見ることができるのです。

恵蘇八幡神社は、歴史の大きな舞台になっているんですね。

そんな神社の境内には、他にも見どころがあります。

とにかく大きなこの楠は、推定樹齢300年以上!!

県指定の天然記念物です。

また境内には、恵蘇宿天満宮や愛宕社などの摂社・末社もありました。

境内を見回っていると思わず長居してしまいますが、最後は社務所にてご朱印をいただきます。

神社のお名前の横に、「木ノ丸殿」と書かれていますね!

時の聖地、斉明天皇と天武天皇ゆかりの地。

歴史好きにはたまらない恵蘇八幡神社に、是非ともお参りされてみてください。

《恵蘇八幡神社》

福岡県朝倉市山田166

https://www.eso8man.com/

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